Stereo Fabrication of Youth 10th Anniversary "COME TOGETHER"@ell. SIZE(12/19)

いきなり箇条書きですみません。

  • ナチュパンの方曰く、今日は「江口のリサイタル」
  • キャパの150を越えてお客さんを入れていたみたいで、いっぱいいっぱいな会場。「消防法にひっかかってます!」ってそんなに堂々といいの?(笑)
  • 江「今度和田くんとこに子どもが生まれるんですよ。(お祝いに)まとまった金を渡してあげたいじゃないですか。」→物販。
  • 和「もう現役じゃないんで〜(しんどい)」と、まさかの5分間休憩宣言。ステージから捌け出すメンバーに会場ざわつく。
  • 戦場の前、「Are you independent?」の最初に入ってる「introduction」のストリングスアレンジ?が流れてましたね。今日のために作ったのかなあ。あれ、すごく良かった。

2曲目の「Blind」の頭でいきなりじーんときて、ちょっとだけ泣いた。ライブの最中に泣くようなことはこれまで一度もなかったのに。走馬灯の如く、という言葉通り、いろんな出来事やステファブを好きだという気持ちが頭の中を駆け巡りました。

以下、レポというよりは私の気持ち。

メンバーが次々とバンドを去り、ひとりになっても「ステファブ」でいることを辞めなかった江口さん。バンドとしてうまく機能しなくなった後のステファブもできる限り観に行ったけれど、正直「どうなのかな」って思うようなときもあった。ひどい言い方だけど、単に続けることだけが「誠実」ではないのにって。うわ〜やっぱりひどい(苦笑)好きだからこそ、私は私で考え込んで、でもやっぱり「ステファブ」にしがみついていたくて必死な3年間でした。好きすぎた。
でも、誰よりも考え込んで、苦悩して、苦労してきたのは江口さんだもんね。全く別の話ですが、最近フラッドの一件で曽根さんのブログを読んで、改めていろいろと、ぐるぐると、そういうことを考えちゃいました。MCで和田さんが、「自分がまともな職に就きたいという身勝手な理由でバンドを離れた後も、ステファブを続けてくれた江口には本当に感謝してる」って。私も、本当に、心の底から感謝。

中盤あたりで江口さん、「商業的には成功しなかったけれど、今こうやって演奏しながら、いい曲書いてきたな〜って(苦笑)」いい曲ですよ。間違いないです。本人も、自分のやっていることに自信があったからこそ、続けてきたんだろうし。すごく自虐的な言い様なのに、なぜか気持ちよく笑えちゃった。

やっぱり、ステファブには「バンド」として続いて欲しかったよ〜。でも、ライブ見ていて、「商業的に成功しなかった」事実を嘆きたくなるような気持ちにはならなかった。

この日に見た、ステージの4人や、袖の関係者、お客さんの笑った顔や温かい雰囲気のことは絶対忘れたくないなあ。10年後も期待します。

  1. 1979
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