LOOSELYについて書いてみよう。
どちらかといえば私が愛聴している音楽って、“負けてる”感の強いバンドが多いかなあと思うのです。上にあげたランクも含めて。こちらに至ってはもうね、いやになっちゃうくらい前向きでキャッチー。メロディも詞も全部。届きやすい、受け入れやすい、そんなロック。
- アーティスト: LOOSELY,尾藤元昭,浅井良典,山口大悟
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2004/01/28
- メディア: CD
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こういう表現はあまりしたくないのですが、捨て曲なし、です。その中でも『花』と『光』は特に素晴らしい。
詞曲はがいいのはもちろん、アレンジ面からしても文句なし。メジャー一枚目のアルバムとは思えない完成度の高さです。『散歩道』と聴き比べると、その変貌振りにオシッコちびりそうになりますよ、ほんと。
- アーティスト: LOOSELY,ダイゴ,ビトウ,アサイ
- 出版社/メーカー: LD&K
- 発売日: 2002/11/13
- メディア: CD
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全体的に荒い、と思います。それはおそらく環境のせいもあるのだろうけれど。メジャーに移籍後と大分印象が違います。
あと、『声』は名曲中の名曲。8月のインストアライブでも演ってました。聴けて嬉しかった1曲でもあったり。
ちなみに彼ら、ストレイテナーやガガガSPを輩出した名門レーベルの出身です。現在は自分達でレーベルを立ち上げ、精力的に活動しています。現時点での最新作はこちら。
- アーティスト: LOOSELY
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: CD
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『コバルト』『手紙』など、メジャー移籍直後は、割りと音に厚みのあるアレンジが多かったように思います。ギター、激しくオーバーダビングしてますもんね。でもってここにきて、また少しサウンド面に変化が。ギターのアレンジに繊細さが増したというのかな。色んな弾き方がされています。フレーズにっては、限りなくクリアに近い音を使っている部分も結構あるし。全体的にスマートになったんじゃないでしょうか。
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詳しい情報は出てきませんが、次作はミニアルバムとなるようです。試聴できるサイトもないっぽいし、CSでもPV流れないんであれですが、機会があればLOOSELYのCDを手にとってみてください。と、ささやかに宣伝です。素敵なバンドなので。
LOOSELYのオフィシャルサイトはこちらー。
http://www.loosely-net.com/
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余談。
『LOOSELY+花+歌詞』とか『LOOSELY+試聴』とかいう検索でここに来てくれる人も稀にいるみたい。嬉しいことですよ。