幻夜
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/01/26
- メディア: 単行本
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なかなか分厚い本ですが、ここまでテンポよく読み終えた本は久しぶり。中毒性というのか、読者を夢中にさせるその力には圧巻させられました。読んでいる最中に感じるスリルであったり、おもしろさには★5つ以上をあげたいところ。ただ、後味悪かった・・・悪すぎた。こてこてのハッピーエンドこそかえって嫌なものだけど、ここまでイジワルな終わり方って、ねぇ。苦笑。そういう部分と、ヒロインの容赦ない悪女っぷりに惹かれる要素を見つけられなかったという点で、★をひとつ減らしました。しかしながら、一読の価値はありかと思います。よくできたお話ですほんと。
同著者で1月から連ドラ化させる白夜行 (集英社文庫)を未読のまま幻夜を読んでしまいました。・・・白夜行と幻夜のヒロインは同一人物なんだってーまじでー。白夜行も読んでみたいなあ。ドラマはじまる前までに是非とも。